RAW現像も大量のデータを一気に処理する必要があり
CPUもマックスで動作します。
その大量のデータを展開して処理する場所がメモリです。
なので、その容量とスピードも大切な要素になります。
そもそもパソコンでメモリの役割って何? 【初心者用】
スマートフォンでもメモリが何GBで…
という話をすると思います。
PCでも大切なパーツです。
メモリはコンピュータの大切な作業領域
それというのもメモリはパソコンの作業領域だからですね。
メモリ、RAMは私たちが仕事をする時に使う作業テーブル・机のようなものです。
その机が広ければ、本やPC、ノート、その他道具をたくさん並べる事ができます。
そうすれば、いちいち、引出しから物を出してきたり棚から物を取る事も必要ありません。
効率よく作業が出来ますよね。
それと同じで広ければ広い程、コンピュータも速く動作する、大切な作業領域です。
RAW現像のパソコンに必要なメモリ容量はどれくらい
8GB位のパソコンはよく見かけます。
Youtubeの再生やOfficeの事務処理は良いかもしれませんが、RAW現像では足りません。
8GBじゃ足りませんかという話もありますが、正常な操作ができない可能性があります。
RAW現像でメモリ8GBは厳しいです
やはり、最低でも16GBですね。
PCのメモリが少ないと、仮想記憶の場所として仕方なく、メモリ以外の場所にデータを展開して作業する事になります。
写真のように机が狭い状態です。
SSDはまだ良いとしても、HDDになると遅くなります。
RAW現像パソコンの推奨メモリ容量
RAW現像には多くの方がLightroomを使われると思います。
Adobe のWebサイトに以下のように明記されています。
12 GB 以上を推奨
引用元: https://helpx.adobe.com/jp/lightroom-classic/system-requirements.html
12GBのメモリは実際ないので16GBになります。
更にこのような場合メモリを消費します。
- 高画素のカメラRAWデータを扱う
- HDR、HDRパノラマの処理
- 同時にPhotoshopを使う時
RAW現像では大容量メモリが有利
私も以前、Core i7 の環境で、メモリが16GBの時がありました。
実際の画像処理になると、Lightroomで現像し、TIFFにした画像をPhotoshopで処理していくわけです。
これだけ大きなアプリケーションを2つも使うと警告が出て、16GBでも足りなくなります。
その後、32GBに増設しました。
BTOや自作のパソコンならメモリの増設も出来る
パソコンを選ぶ時にメモリに関して
大切なポイントがあります。
- 何GBのメモリが搭載されているか
- 増設する時必要な、空きのスロットがあるか
パソコンにメモリの空きスロットあるのか?
メモリの容量を増やしたい場合
正確にはパソコンのマザーボードという
基盤ですが、必要な空きのスロットがないと
増設できずに、買い替えないといけなくなります。
その分余計なお金が掛かってしまいます。
メーカー製のパソコンでは、増設できない事が
よくあります。
BTOや自作の場合も確認する必要があります。
RAW現像用パソコンのメモリは作業領域になる大切なパーツ のまとめ
このように、メモリはRAW現像をする上で、
作業領域となる重要なポイントになります。
お金との相談になりますが、可能な限り
大容量のメモリを搭載したいものです。
また、マザーボードやBTOのPCを選ぶ時にも
メモリを追加できるような機種を選びましょう。
ちょっとわかりにくいこともありますので、
この下↓におすすめのパソコンを載せています。
良かったらご覧ください。
RAW現像に適したメモリ搭載のおすすめのパソコン
選ぶポイントは以下の通りです。
- 最初から16GBを積んでいる
- 空きのスロットが2個ある
大切な事なので繰り返しますが、この2点は
必ず確認にしてください。
そうしないと、トータルで32GBにしたい場合、
買い替えることになるからです。
ただ、そんなこと言われてもわからないよ
という方のために、それらの条件に合うパソコンを
紹介させて頂きます。