RAW現像をこれから始めようと思った時、今お使いのパソコンでは重くなって困ることもあるかもしれません。
やはり、RAW現像は重い処理です。
事務用のパソコンでできないことはありませんが、快適とは言えません。
RAW現像に最適なパソコンのスペックとは?
最適なスペックなので、人により基準は違いますが、快適に使える状態のものをおすすめしています。
RAW現像パソコンの必要なスペック
あくまで目安ですが、概要としてはこのような感じです。
CPU | Core i5、Core i7、Ryzen 5、Ryzen 7 これら以上 |
GPU | 最近のモデルならCPU内蔵でもなんとかなる |
メモリ | 16GB以上 |
ストレージ | SSD: OS用に500GB以上、 HDD: RAWデータ保存用に2TB以上 ※ |
※現在HDDは4TBが一番コストパフォーマンスが高いです。
2TBと4TBの価格差はとても少ないので4TBの方がお得です。
(これも変動しますので、よく確認してください。BTOのオプションは高いので注意が必要です)
RAW現像に必要とされるパーツのスペックは
パソコンを構成する各パーツについて以下のリンク先で詳しく説明しています。
CPUがRAW現像の処理速度を決める
RAW現像の処理で最も重要なパーツです。
どのようなCPUを選んだらよいのか、説明させて頂いています。
こちらです。
GPU-グラフィックボードとは?RAW現像に必要?
グラフィックボードについては、こちらで詳しく説明させて頂いております。
メモリはRAW現像にどのくらい必要?
RAW現像の際、CPUの作業領域になる大切なパーツです。
こちらで詳しく説明させて頂きました。
ストレージは速度のSSD? それとも安さのHDD
RAWファイル、カタログファイル等、大切なデータを保管する場所です。
こちらで詳しくお話ししています。
RAW現像のPCはどこで買う?
RAW現像のPCはどこで買うのが良いでしょうか。
以下の三通りの買い方について、メリット・デメリットを
まとめてみました。
メリット | デメリット | |
自作 | すべてのパーツを選べる コストを抑えることができる | 自分で解決できる知識が必要 |
メーカー製 | なんとなく安心できる サポートがある | 高価 故障が多い 安いパーツを使っている |
BTO | カスタマイズしやすい パーツの品質は比較的高い | デザインが今一? マイナーなイメージがある |
このような感じですが、少しわかりにくいと
思うので、まとめてみます。
自作PCのメリット・デメリット
- パーツを自由に選べるので、自分の好みに仕上げられる
- コストパフォーマンスが高い
- 知識と慣れがあればおすすめ
- △トラブルがあっても自分で解決しないといけない
メーカー製PCのメリット・デメリット
- メーカー製という安心がある
- デザインが良いものがある(無駄なコストが気になる)
- サポートがある
- △実は安物のパーツを使っているので壊れやすい
- △修理にお金と時間が掛かる
- △高価
BTOのPCのメリット・デメリット
- カスタマイズ前提で自由度が高い
- 比較的まともな部品を使っている
- 汎用のパーツを使っているので修理もしやすい
- 比較的安価
- △デザインが今一つの事がある
RAW現像パソコン選ぶならデスクトップそれともノートPC?
この二つを比べると、やはり、使用目的が違うと思います。
ただ、お使いの環境により違いますので一概には言えません。
メリット | デメリット | |
ノートPC | どこでも作業できる | 性能が低め |
デスクトップ | 性能が高い | 仕様場所が限定される |
ノートPCのメリット・デメリット
- どこでも使える、これにつきますね
- 拡張性はあまりないので、最初にオプションも決める必要あり
- ディスプレイは固定、外付けで接続する事は可能
デスクトップのメリット・デメリット
- やはり、言うまでもなくパワーがあります
- 拡張性があり、パーツの入れ替え、アップグレードが可能
- ディスプレイも自由に選べる
おすすめデスクトップ5選
入門用のお手軽なRAW現像パソコンから、本格的な編集ができるモデルまで選んでみました。
カスタマイズの仕方も書いていきますので、参考になれば幸いです。
機種名
機種名
機種名
おすすめノートPC5選
現在、価格.comのノートパソコンの売れ筋、10台中9台が、AMDのCPUを搭載したモデルになっています。
インテルは、1台Core i7 のモデルが、かろうじて入っているだけです。
台数ベースでも、インテルの方が10倍ほど多いのですが、実はノートでもAMDのCPUが性能が高くなっています。
なぜなら、ベンチマークテストでも、Ryzen 5がCore i7相当、Ryzen 7がCore i9相当と、ワンランク上の性能になっているからです。
しかも安価ですので、大人気です。
「RAW現像用のノートパソコンはインテルの物が多い」と言うサイトもありますが、関係ないでしょう。